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超音波探傷 欠陥評価長さを求める問題です。
こんにちは
超音波探傷の評価長さの問題で全てDまでは理解できたのですが解答の20mmや18mmがどこからきたのかがわかりません。
ご教授お願いします。
回答
【解説に書いてある要点】
⓪⊿d,⊿kを計算し、板厚に応じた欠陥指示長さと比較する。
両方とも欠陥指示長さ以下の場合は、①へ。そうでない場合は、③へ。
①同一欠陥であるか判定する。Dを計算し、短い方の欠陥指示長さの1/2と比較する。
同一欠陥の場合、欠陥評価長さは、長い方の欠陥指示長さXとなる。そうでない場合は、②へ。
②同一欠陥群になる。欠陥評価長さは、2つの欠陥指示長さの和となる。
③2つの欠陥は独立した欠陥になる。欠陥評価長さは、2つの欠陥指示長さそのままとなる。
【実際の解き方】※No.4とNo.5は、自力で確かめてください。
(No.1について)
⊿d=15-11=4,⊿k=6-1=5.
(板厚)=16のため、欠陥指示長さの最小値の表より、(欠陥指示長さ)=5. ∴⊿d≦5,⊿k≦5.
D=60-50=10. (短い方の欠陥指示長さの1/2)=18×1/2=9. ∴D≧9.
同一欠陥のため、(欠陥評価長さ)=(長い方の欠陥指示長さX)=20. ※つまりBである。
(No.2について)
⊿d=24-18=6,⊿k=7-1=6.
(板厚)=25のため、欠陥指示長さの最小値の表より、(欠陥指示長さ)=25/4. ∴⊿d≦25/4,⊿k≦25/4.
D=60-52=8. (短い方の欠陥指示長さの1/2)=18×1/2=9. ∴D<9.
同一欠陥群のため、(欠陥評価長さ)=(2つの欠陥指示長さの和)=20+18=38. ※つまりFである。
(No.3について)
⊿d=24-19=5,⊿k=8-1=7.
(板厚)=25のため、欠陥指示長さの最小値の表より、(欠陥指示長さ)=25/4. ∴⊿d≦25/4,⊿k>25/4.
2つの欠陥は独立した欠陥のため、(欠陥評価長さ)=(2つの欠陥指示長さそのまま)=20,18. ※つまりGである。
ありがとうございます。 基礎的なことの理解が足りませんでした。 丁寧に解説していただいたおかげでできるようになりました。