このサイトはお使いのブラウザでは正常に動作しません。Google Chromeなど、別のブラウザを使用してください。
漸化式と対角線
( 2)の記述が合っているか見てほしいです。
また、(3)理由をいまいちわかっていない気がするので教えてほしいです。
回答
百花さん、
(2)の記述はまぁいいのではないかと思います。なぜ「まぁ」なのかというと、「付け加えた三角形の1辺」とか「三角形の頂点から」の頂点がすこしあいまいというか説明不足というか。わかっている人が読めば大丈夫なのですが、この問題が分からないであなたに聞いてきた友人にこれを見せたらうまく理解してもらえるか…ちょっと不安ですね。
すうがくの答案の記述は、だれが読んでもわかりやすく、いちゃもんが付けられないようなのがいいのです。そのあたりを気を付けて書くようにしましょう。
(3)まず、階差数列を用いて一般項を求める式は「n≧2のとき」というのがついたでしょ?初項はもう決まっていて、それ以降の項が階差数列の和を足して求まるのでした。だからこの問題では「n≧5のとき」となります。初項a4はもう決まっていて、a5以降が階差数列を利用して求めることができます。それが「n≧5」の理由です。「変になるから」といえばそうですが(笑)。
「なんでk=4なんですか?」これは面倒ですね。この問題は4番から始ます数列で、4番と5番の差を階差数列の第1項として考えています。ですから、階差数列の部分だけを考えるならΣ(p=1からn-4)とかやれるのですが、この問題では階差数列を表現しているnは数列anの番号なんですね。なので階差数列の番号も4から始めるようにしているのです。a5-a4が階差数列のb4としています。相当面倒ですね。あたまがこんがらがりそうです。$b_4=a_5-a_4=3$ です。$b_n=a_{n+1}-a_n=n-1$ ということなんです。
手っ取り早く理解するのには、ノートの1行目と2行目に
a4 a5 a6 … an
b4 b5 b6 …bn-1
と書いてみては?
これで大丈夫ですか?なかなかきびしいかな?
つまり、初項は階差数列の和を足して求められないからそもそも含めないんですね!
初項a 4に階差数列のb 4からb n−1までを足してa nを求めるんだから、 k= 4ということですね!
( 2)は自分でもわかりにくいなぁと思います。なんて書いていいのかわからなかったです💦
「付け加えた三角形の辺でもとのn角形の辺であったもの」「三角形を作るために新しく付け加えた頂点」とかね。あいまいさを排除するという意味では模範解答の書き方は素晴らしいですね。