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三角不等式
数2 三角関数です。
答えの2列目の部分がどうしてこうなるのか分かりません。教えてくださると嬉しいです。よろしくお願い致します。
回答
mkiii.0914 さん、こんにちは。初めての方ですね。よろしく。
なるほど、その解答は途中を省略しすぎですね。
そこは「三角関数の合成」をしていますね。
公式に出てくるαを求めるところが勝負です。
合成の公式:$a\sin\theta+b\cos\theta=\sqrt{a^2+b^2}\sin(\theta+\alpha)$
$\sqrt{3}\sin\dfrac{\pi}{12}+\cos\dfrac{\pi}{12}$
$\sqrt{a^2+b^2}=\sqrt{(\sqrt{3})^2+1^2}=2$ だから
$=2\left(\dfrac{\sqrt{3}}{2}\sin\dfrac{\pi}{12}+\dfrac{1}{2}\cos\dfrac{\pi}{12}\right)$
$=2\left(\sin\dfrac{\pi}{12}\cdot\dfrac{\sqrt{3}}{2}+\cos\dfrac{\pi}{12}\cdot\dfrac{1}{2}\right)$…①
ここまで来たら、その式のカッコの中をサインの加法定理
$\sin(\theta +\alpha)=\sin\theta \cos\alpha+\cos\theta\sin\alpha$
の右辺と見比べれば、
$\theta=\dfrac{\pi}{12},\cos\alpha=\dfrac{\sqrt{3}}{2},\sin\alpha=\dfrac{1}{2}$
と見ることができるので、これに当てはまるαは自分で考えます。
$\cos\alpha=\dfrac{\sqrt{3}}{2},\sin\alpha=\dfrac{1}{2}$ となるのは
$\alpha=\dfrac{\pi}{6}$ だと気が付きます!
これで①は
①$=2\left(\sin\dfrac{\pi}{12}\cos\dfrac{\pi}{6}+\cos\dfrac{\pi}{12}\sin\dfrac{\pi}{6}\right)$…②
と書けるので、加法定理を逆に使って
$=2\sin\left(\dfrac{\pi}{12}+\dfrac{\pi}{6}\right)$
までたどり着きます。この後は大丈夫かな?
もう一度、教科書の「三角関数の合成」の部分の説明や例題など見てみるといいと思いますよ。
これでどうでしょうか?ここでは会話型を目指しています。これを読んだら、わかったとか、まだこのへんがわからないから説明してほしいとか、コメント欄になにか返事を書いてください。返事がないと、せっかく書いたものを読んでくれたのかどうか、書いたものが役に立ったのかどうか、こちらではわからないのです。コメントよろしく。
わかりました。ありがとうございます
お役に立ったのならよかったです。またどうぞ!