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互いに素であることの証明
(1)です
2つの?の部分で矢印の先へどうつながっているのかわかりません
整数で特に互いに素であることの証明が1番苦手なので、噛み砕いて教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。
回答
忠さん、おはようございます。
「互いに素」の定義をしっかり頭に入れましょう。
a、bが互いに素である↔a、bの最大公約数が1
a、bが互いに素である↔1以外の公約数を持たない
ですから、
a、bの最大公約数がn(n≠1)↔a、bは互いに素ではない
a、bがともに1ではない整数nで割り切れる↔a、bは互いに素ではない
a、bがともに整数pの倍数↔a、bは互いに素ではない
です。
したがって
a、bが互いに素ではない↔a、bは1以外の共通の因数を持つ
a、bが互いに素ではない↔a、bは共通な素因数を持つ
なのです。
初めの矢印…
mとm-nが互いに素ではない
→mとm-nは共通な素因数を持つ→それをp(≠1)とする。
→mとm-nはpの倍数
→m=Ap、m-n=Bpと書ける。(A、Bは整数)
2番目の矢印…
mとnが1より大きい公約数pを持つ
→mとnの最大公約数は1ではない
→mとnは互いに素ではない
これは仮定に矛盾する
というふうになっていますよ。
これで大丈夫ですか?